子どもたちが旅に出るとき!- バーゼル
バーゼルの秋祭り開催時(※今年は中止)には
多くの小さな子どもたちが白馬に乗って旅をする!


これらの白馬は
ドイツのフランクフルトの森からやってきた。
ある小さな男の子は、
白馬にまたがる前まで緊張している様子だった。
だが、母親とつないでいた手を放し、一人で白馬に乗る!
王子さまになった気分!?
白馬が動き始めたとき・・・
小さな男の子は自信を持ったかのように、
誇らしげに、腕を伸ばし片手を大きく空に向け、
母親に「ハロー!✋」と挨拶をする。
まるで小さな騎士のように。
📝18世紀、若い騎士の間では
カルーセルを利用して、ギャロップで槍を持って
梁からぶら下がっているリングを槍で突き刺すという、
ライディングスキルを訓練していたそうだ。
💗小さな子どもたちは、
カルーセルが回転するたびに
風船のように大きな夢が膨らむ🎈
心が躍動し、
同じように夢を感じ始めた
白馬に乗っている仲間の姿を
同じ速さで追いかける💨
不思議と大人になると忘れてしまう、
子どもの頃に抱いた最初の夢、
人生の旅の第一歩である。
🍂木の葉が優しい風とともに
ひらひらと子どもたちの前に落ちていくとき、
甘い香りが漂う。
その甘い香りは母親の心の中に入り込んだ。
そして、忘れていた子どもの頃の夢が
一瞬、脳裏を横切る。
そして、母親は思う・・・
「人生はメリーゴーランド!」
時には上昇し、時には下降し、
しばしば人にとっては速すぎる。
だが、時にはそれは駆け足でしか前に進むことができない。
だから、その一瞬一瞬を楽しむことが大切である・・・と。
そして、
何度も何度も
目の前を通り過ぎては現れる子どもたちの笑顔☺を見ると、
目を覚ましたかのようにうなづく。
今を楽しむことが一番大切だと確信する。
💛二組のご年配のカップルも白馬に乗っていた。
一組は階段を上った白馬を選ぶ。
女性の背後の白馬に男性が乗って、彼女を見つめている。
もう一組は階段下で仲良く肩を並べて白馬に乗っている。
皆、小さな子どもたちと同じく、終始、笑顔になっていた。
💗子どもたちは、無限大の夢を抱きながら旅に出る。
💛大人たちは、夢の回転木馬に乗った子どもの頃を思い出す。
今までの旅を振り返り、
さらに、忘れていた心の旅に出る。
白馬は一度に長くは走れない。
小さなどもたちの小さな旅が終わると
母親の胸の中でさらに母親の愛を感じる。
このカルーセルは
一番大切なものを愛する者たちへの小さな旅である。
たくさんの笑顔を見ていた私も
観覧車は"微笑み"
絶叫マシーンは"驚きの笑顔"
カルーセルは"幸せあふれる笑顔"
そして周りの人たちに"幸せを与える笑顔"
東の空を見上げると・・・
木の葉は空に青いハートの窓💙を作っていた。
東風は吹いていなかったが・・・
木陰でそっと
メリー・ポピンズが子どもたち皆の幸せを
祈ってくれているような・・・
メルヘンな気分にもさせてくれたひとときであった♬
カルーセル、メリーゴーランド、回転木馬・・・
自分を愛し、自分の家族を大切に
そして、自分の人生を楽しもう!
Autumn Fair Basel : 次回2021年10月23日~11月7日予定
Petersplatz/ペータースプラッツ ≪map≫
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