アドベントカレンダー6日目 - クリスマス
サンタクロースからのプレゼント!
🎄アドベントカレンダー6日目🎄
≪屈託のない子ども時代/クリスマスプレゼント 2020≫
本日は『聖ニコラウスの日』!
古代、4世紀、ミュラ(今のトルコ地方)の司教であった
聖ニコラウスがサンタクロースのモデルとなった人物だそうだ。
🎅一説によると・・・
『飢饉が襲っていた時代に、
パンを配って飢えた人々を救った。』と伝えられている。
これが、いわゆる『🎁クリスマスプレゼント』の起こり。
子どもたちだけでなく、
ベーカーリーやいくつかのクラフトのグループの守護神である、
♰聖ニコラウス。
バーゼルのある大手銀行では
毎年、『聖ニコラウスの日』にはパンを従業員に配っている
部署があるそうだ。
※今年はホームオフィス推奨のため、おそらくないであろう。
★パンを配るという習慣は、中世から行われている風習だそうだ。
毎年12月6日に近づくと、
ほとんどのベーカリー、スーパーなどで
人の形をしたパンが登場する!
スイス(特にドイツ語圏)では、
一般には『Grittibänz/グリッティベンツ』と呼ばれているパン。
バーゼルでは『Grättimaa/グレッティマー』と呼ばれていて、
あるベーカリーではファミリーとして紹介されている。
≪バーゼルに住む、ちょっぴり甘~いファミリー!≫
5人家族である。
"グレッティマー"パパ
それぞれに名前がついていて可愛い♬
バーゼル郊外のベーカリーでは・・・
7家族!!
み~んな足を広げている!
◆"Grittibänz"
"Gritti/グリッティ"は、「足を広げているポーズ」を意味する。
◆"Grittibänz"
" Bänz/ベンツ"は、男性の名前である
「Benedikt/ベネディクト"」を短く表現したもので、
Mann/マンやMaa/マー(男)として一般化された。
1860年前後には、15cm~60cmのいろんなサイズが
あったこともわかっている。
今日は男性のみをイメージしたパンばかりだが・・・、
★★★『スイスのバン文化の歴史』より★★★
最古のグリッティベンツは、
女性の形をしたパンであった可能性があると記されてある。
パンの研究者の話によると、
1546年のチューリッヒ出身の聖ニコラウスの妻をイメージした
パンであるということ。
"グリッティベンツ"のパンは
子どもたちにも人気で
ある学校では、授業中に子どもたち自身で
手作りするところもある。
家庭では親子で一緒に
自分の好きな名前をつけたパンを焼く。
ちなみに我が家の食卓には
毎年、手作りの女の子をイメージした、
身長30cmのパンが登場する!
≪今年のパン≫
≪ハイジ≫と命名♪
笑っているように見えるかなぁ??

今年、バーゼルでは・・・
50人のサンタクロースがクリスマスイブではなく
本日の夕刻、ハーレー🏍🏍に乗ってやってくるはずだった!
≪過去のパレードの様子≫
しかし、コロナの敵のせいで
今年はサンタクロースもお休み。。。
自宅でクッキーを食べているらしい。
通常であれば、
ハーレ―に乗ったサンタクロースは
ピーナッツやクッキー、や"グレッティマー"を
子どもたちにプレゼントする。
子どもたちの親たちは、広場で
ワインを飲みながらライブ演奏を聴いたり、
子どもも親も一緒になって楽しむことができる
クリスマスイベントだ。
収益は、病気の幼い子どもたちへの
慈善団体に寄付される。
聖ニコラウスがパンを配って人々を助けたという
概念に基づいているイベントなのかなぁ!?
≪チャリティスタンプシリーズ:
屈託のない子ども時代/クリスマスプレゼント 2020≫
🎅バーゼルのサンタクロース伝説🎅
バーゼル北部のドイツの黒い森からやってきて
悪い子がいると黒い森へ連れて行かれるという
ちょっとこわーい言い伝え。
日本のなまはげみたいだが、それよりは怖いイメージ。
冬に黒い森へ連れて置き去りにされるわけだから・・・。
≪アドベント2週目≫




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