冬の微笑み!- バーゼル
静かなライン川の遊歩道。
冬、太陽が休息しているとき、
白い雪が癒してくれる。
川の流れも心の鼓動と同じように穏やかである。
冬の風も一休みしている。
冷たい空気だけがそっと肌に感じるとき、
なんと心地よいことか!
時が止まっているように感じたとき、
トラムが走り、白鳥が泳ぐ。
何百年もバーゼルの歴史を見た大聖堂の尖塔が
際立って見える。
冬の木はちょっぴり寂しがり屋さん。
他の季節とくらべると、誰も振り返ってくれないから。
でも冬は、木々にとっては
自慢の本来の姿を誇らしげに披露できるとき!
「ねぇ、僕たちの姿も見て!」とささやいている。
人が自然と向き合うために
誰しもが簡単にできること。
・・・木の横を通り過ぎるとき、
立ち止まって見てあげると、
木々は喜び、春に向けての活力となる。
大きな川を渡るとき、泳げない人は
この渡し舟のように手を差し伸べてくれる人が
きっといるはず。
一人が好きでも
周りには多くに友人たちがいることを
忘れててはいけない。
冬の木はいつも謙虚にこう思っている。
期待されていないが、僕たちは いつも笑顔で
あなたたちを照らし、 静かに仕事 を果たし、
ここにいることができて幸せだ。
冬の木々の美しい身のこなしを見て
人は自分の中に潜む美しい姿も見えてくるかもしれない。
こちらも元気になる、年中無休の噴水!
📌Tinguely-Brunnen/ティンゲリーの噴水 ≪map≫




