ナポレオンの運命に左右された町!- カルージュ
ジュネーヴへ以前、訪れたとき、
ジュネーヴからトラムで約15分(最速)、
面白い歴史を持つ町に訪れてみたくなった。
過去の歴史から
『サルデーニャの都市』の愛称でも親しまれている、
Carouge/カルージュ。
冒頭の写真に写っているお店は
カルージュで最も古いレストランの一つ、
18世紀初めから言及される歴史あるレストラン
カルージュの町は
ナポレオンの運命に左右されたとも言える、
ジュネーヴのダウンタウンである。
📌現在、ジュネーヴ州の首都はGenève/ジュネーヴだが、
歴史を振り返ってみると・・・
1780年5月2日
ジュネーヴ地方の首都となり商業都市として急速な発展を遂げた。
1786年1月31日
カルージュの紋章は235年前に「都市」として確立するために
与えられたもの。
1792年
ナポレオンの運命とともに
ジュネーヴとともに
フランスに併合。

1814年5月
ナポレオンがエルバ島に配流されて以来、



と併合が繰り返された。
1815年
スイスでは2番目に遅い第25番目のカントン(州)として
ジュネーヴ州が
スイス連邦に加わる。

1816年3月16日
トリノ条約によって、既にスイス連邦に加盟していた
ジュネーヴ州の一部となることが決定される。
カルージュ旧市街の町並みは
北イタリアの影響を受けている建物が多く存在するそうだが、
スイスイタリア語圏のティチーノ州ともまた違った雰囲気である。
住民の半数以上はフランス人で
言語もフランス語が多く話されている。
イタリアのローマにあるお店と同じ名前の看板を見つけた。
(※ローマ:🍰洋菓子店、カルージュ:🍴レストラン)
Marché/マルシェ駅のすぐ近くの教会
Eglise Sainte-Croix/サント・クロワ教会。
とても静かな雰囲気であるが、
この教会の前の通りを渡ったマルシェ広場では
市場も開催され賑やかになるようだ(3日/週)。
こちらは、マルシェ駅から100mも離れていない、
可愛いお店が立ち並ぶRue Saint-Joseph/サン・ジョセフ通り。
お店の看板もキュート♪
スイスドイツ語圏の看板ともまったく雰囲気が違う。
さらに、カフェの隣に見つけた、ユニークな看板!
フランスの諺!?
「自分を愛しなさい、人生はあなたを愛します!!!」
※同じタイトルのフランス語の心理学の本があるが・・・
ジュネーヴとは全く違った雰囲気だと感じる。
小さい町だが、文化的施設、教会などいくつも
国の重要文化財に指定されている。
観光ガイドブックにはあまり登場しない、
スイスの小さな町を訪れると、いつも何だかとても楽しい。
📌Rue Saint-Joseph ≪map≫





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