目が点!驚く自然の傑作品とその落とし穴
Engelberg/エンゲルベルクのスキー場(1/24, 日曜日)。
スイス在住のスキーヤーは
「少し寒いが、素晴らしいふわふわの雪♬」と
喜びながら写真を数枚、シェアしてくれた。
こちらはスキーの足跡。
一方、翌日、ニュースで見た同じ日の光景は・・・
風の足跡! 写真中央の輝いている部分に注目👀
風が通り過ぎたあと、雪が浸食されている。
※source:nzz news
そして1/26(火)
同じくエンゲルベルクでのこの光景!
※source:srf news
除雪車で雪かきしたわけではない!
これも風の仕業。
📌雪の吹き溜まり
パウダースノーを吹き飛ばし、雪の彫刻が作られる。
その形成は地域の条件に依存するため、予測が非常に困難だそうだ。
まるで風は雪を思いのままに操っているようだ!
スキー愛好家、特にスキーツアーを試みる人にとっては、
雪の吹き溜まりの認識ができることがとても重要だと
専門家は伝えている。
見るだけであれば、
風の傑作品と言えるのだろうが・・・
雪の吹きだまりが新鮮で、斜面に多くあるほど、
私たちにとってはとても危険だそうだ。
雪崩の危険に通じる恐れがある!
毎年、雪崩による犠牲者は後を絶たない。
不運なことにスイスでは今月中旬、
すでに2名の犠牲者が出ている。
本日時点では、
エンゲルベルクの雪崩危険度はかなり高い。
※情報元:meteonews
📌スイスでのスキーは、特に雪が多く降った時期は
事前に雪崩情報を確認したほうが良い!
★こちらは単純に目が点になった!
今まで見たことのない、平地での風の傑作品と言えるだろう。
標高約680m Müselbach/ミューゼルバッハ(Kirchberg/キルヒベルク/SG)
※source:srf news
人の手は一切、加わってない。
風が雪を舞い上げ、ロール状に作り上げた。
お見事としかいいようがない!
📌1/25の光景であるが、
当日のザンクト・ガレン地方の気温を調べてみると・・・
終日、氷点下(平均気温マイナス0.6℃~マイナス2.4℃)であった。
最大瞬間風速(50km/h以上)を前日と比較すると、
1/25午後4時の観測で50.4km/h
1/24午前4時: 55.4km/h 午前8時:50.8km/h
コロコロと動きながら作られたものなのだろうか?
自然現象は予想できないことを生み出す。
自然現象は予想できないことを生み出す。
実に面白い!





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