18世紀に存在した!ロボットの遠い祖先
新しい建物と歴史ある建物が融合された印象的な風景。
ここは、スイスフランス語圏のNeuchâtel/ヌーシャテル。
人それぞれ、好みは人によって違うが、
私はやはり歴史ある建物に目がいく。
19世紀後半に建てられた『Musée d'art et d'histoire(美術・歴史博物館)』
ここには珍しいものが展示されてある。
現代のロボットの遠い祖先ともいえる、Automaton/オートマトン。
≪音楽家/オルガン奏者と作家≫
オルガンを弾く姿は真似事ではなく、メロディは録音・再生されているものでもない。
彼女が弾いているのだ!
人間工学に基づき設計され、
目・指の動き、さらに呼吸しているかのように胸が動く。
作家の文字を書く姿は真剣そのもの。
インクをつけながらアルファベットの文字をトレースする。
この3つの中では一番、複雑な設計らしい。
後に、映画『ヒューゴの不思議な発明(原題:Hugo)』の製作スタッフは
この『作家』に触発される。
映画を見た人はイメージがわくと思うが、より進化した機械人形が登場する。
≪デザイナー/製図工≫
ルイ15世の肖像画や犬などを巧みに描いていく。
・デザイナー(0:10~約50秒, 4:55~約70秒)
・音楽家(6:10~約50秒, 11:25~約65秒)
・作家(12:32~約60秒, 17:10~end)
仕掛けの説明もフランス語がわからなくても面白い!
📌旅メモ
◆オートマトンの生みの親:
スイスの時計メーカー"Jaquet Droz/ジャケ・ドロー"の創立者
Pierre Jaquet-Droz/ピエール・ジャケ・ドローと息子。
◆彼らのデモンストレーション:
毎月第一日曜日にヌーシャテルの美術・歴史博物館にて。
🏠 INFO.







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