ローヌ川の曲がり角で!- スイスの車窓から

ローヌ渓谷からレマン湖への鉄道の旅
Visp (Viege)/フィスプ➡Sion/シオン間の
車窓からの風景は昨日お伝えしたとおり。


≪フィスプ➡モントルーのルート≫

📌3基のうちの「éolienne Enercon Cime de l'Est」は、
2005年、ヴァレー州に初めて登場した風力タービン。
当時、世界で初めて深い谷に設置された風力タービンだったそうだ。
さらに、当時、国内で最も強力であり、
今日、スイスの風力タービンの累積生産量の
絶対的な記録を保持している。
2015年、10周年記念の写真コンテストで
1位を獲得した写真。

次々に車窓から見える、
風力タービンには驚かされた。
📌現在、スイスには37基の風力タービンが設置済み、
そのうち、ヴァレー州は8基。
📌風力タービンで年に平均21羽の鳥が死んでいるため、
新規の設置については、
鳥類の冬と夏の生息地の間の移動ルート、
絶滅危惧種が生息する地域に設置すべきではないと
鳥の保護にも考慮されている👍

駅を過ぎるとすぐに、また丘の上にお城!

このお城の一室はレストランにもなっていて、
中世にタイムスリップするらしく面白そうだ。
凸凹の山並みを見ながら・・・

≪Aigle/エーグル≫
穏やかな風景・・・

※Grand Muveran/グラン・ミュヴラン(3,051 m):標高が一番高い山(右)
≪Vouvry/ヴーヴリ≫
Umm...👀
山の中腹に謎の白い物体が目に留まる!

※Le Grammont/ル・グラモン(2,172 m):山頂に雪が残っている山(右)
白い物体の第一印象は、
何だか簡易なワイヤレス装置みたいだなぁと。。。

興味深々で調べてみると、
う~ん、秘密基地みたいだけど・・・

やっと突き止めた正体は、
📌1999年に閉鎖された火力発電所の跡。
その後、ガス発電所のプロジェクトが進んでいたようだが、
2017年に計画は断念された。
4 つの冷却塔は鋼鉄の骨組みだけ、まだ残っている。
自然保護団体からの阻止もあったようだ。
当時の説明によると、
ローヌ渓谷側の17軒の家屋に価値ありとのこと。
今後はどのような展開になるのだろうか・・・。
ローヌ渓谷そしてレマン湖の一部、
モントルーやシヨン城まで見渡せる、
素敵な山のテラスのようなChavalon/シャヴァロンである。
そして、ついにレマン湖が見えてきた!
彼らがカメラを向けていた先は・・・

人気撮影スポットのChâteau de Chillon/シヨン城!
レマン湖を背景にシヨン城を撮影する人が多い!

この風景を見ると、
レマン湖畔を歩きたくなる衝動にかられる~☆
・・・とホワ~ンとした気持ちでいると・・・
シヨン城のすぐ近くを列車が走り去る💨

数分後、モントルー駅に到着。
Luzern/ルツェルンからだとゴールデン・パスのルートもいいかもね。

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