menu
              

秋の甘~いお話!- スイスの卓越したデザート

       
          
20211005-4.jpg


秋の甘~いお話!

「マドモアゼル、ヴェルミセル!」
「お嬢さん、甘いスパゲッティ(※1はいかが?」

甘い罪をおかしたくなるスイスの秋のデザート
🌰栗のピューレから作られた、≪Vermicelles/ヴェルミセル≫。


≪スイスの食の遺産≫の一つである≪ヴェルミセル≫。
20211005-12.jpg


典型的なスイスのデザートであり、近隣諸国ではあまり登場しない。
栗の木がたくさんあるイタリアでも、
≪ヴェルミセル≫がテーブルに並ぶことはめったにない。



オーストリアオーストリアでは、
Süssspeise Kastanienreis (甘い栗飯)として登場する。

20211005-6.jpg
↑↑ちなみに、トッピングは海苔じゃなくて、チョコレート↑↑   ※出典:gutekueche



ドイツドイツでは
Kastanienpüree(栗のピューレ)でたまに見つかる程度。



📌📝歴史をたどると・・・
19世紀後半に発行された、swissflag.gifヴァレー出身のJoseph Favreの著書、
料理に関する百科事典とも称される
«Dictionnaire universel de cuisine pratique»の中に
Vermicelles de marrons à la crème(クリーミーな栗のヴェルミセル)»
が見つかったそうだ。


≪ヴェルミセル≫は、第二次世界大戦の終結後、
スイスでますます人気が高まり、
当時、有名なLugano/ルガーノ菓子店(ティチーノ州)
が≪ヴェルミセル≫を製造し、名物として提供したと言われている。

当時、ティチーノ州の山岳地帯に住む家族の多くは
冬には栗だけで暮らしていたという。
そのため、「貧しい人々のパン」とも呼ばれていたそうだ。


オーストリアで≪栗飯≫と呼ばれているのにも納得!


スイスの秋には、レストランやスーパーでも
スイスのいたるところで、この≪ヴェルミセル≫が登場する!

バーゼル郊外のイタリアンレストランのメニューには
イタリアのジェラート&スイスの≪ヴェルミセル≫の組み合わせ
本来は同じお皿に一緒に盛り付けされるとのことだったが
それぞれの味を堪能したかったので別々に分けてもらった👍

20211005-9.jpg




イタリアやフランスの食に詳しい人は、Vermicelles≫の言葉から
パスタを即、思い浮かべるのでは!?

📌≪Vermicelles≫の名前の由来
イタリアイタリア語≪Vermicelli/ヴェルミチェッリ≫という
細長いパスタの名前からの由来。
フランスフランス語では≪Vermicelle
20211005-7.jpg
※出典:wikipedia



🍒典型的なものとしては、
メレンゲの上に栗のビューレをかぶせて、
ホィップクリームとサクランボ🍒
20211005-8.jpg
≪バーゼル郊外のレストラン≫


じっと見つめていると・・・👀
スパゲッティ(パスタ)に見えてくる。

日本人としては・・・
「甘いおそば」でもいいかもね~☆
「山かけそば」とか・・・



🍒タルトを使ったパターンもよく見かける。
20211005-10.jpg
≪ギースバッハホテルのカフェ≫

76




📌≪メレンゲ≫はスイスで誕生した!
20211005-016.jpg



≪ヴェルミセル≫は自分で作る、そして飾る楽しみもある♬
日本のモンブランケーキに外見は似ているが、
栗のピューレの味や食感は 全く違うと感じる。


🌰栗をたっぷりと使って作られた着色料なしの栗色のデザート
20211005-17.jpg


🌰すぐに使える栗のピューレが容易に手に入る👍
だから、作るよりは買う人のほうが多いかな。


📌それでは、どの栗のピューレが一番美味しいか?

一昨年、市販の🌰栗のピューレ10種類をピックアップして
料理専門家5人(※2)によるテストが行われた。

≪審査基準≫
・外観(10%)
・香り(15%)
・味覚(50%)
・テクスチャー/食感(25%)

≪結果(最高点6)≫ ※価格/100g  
20211005-1.jpg


ちなみに、
≪2010年にテストされた結果(最高点6)
20211005-13.jpg



コーヒーのお共に♪
自分で考えたアイデアで楽しめる♬

友人や家族を招いたときには、
簡単にできていろんな工夫ができるデザートだと思う。
20211005-5.jpg




この器具は必需品!
≪Vermicelle Presse≫で検索すると、いろんな器具が出てくる。
20211005-11.jpg


私は🍒サクランボの代わりに
甘く煮た栗をトップに飾るようにしている。


📌外せないのは・・・
Kirsch/キルッシュ(🍒サクランボから作られた蒸留酒)を
最後の仕上げに少し振りかけること👍

今年はどのようなグラスを使って作ろうかなぁと
ただ今、思案中。。。


そして・・・
スイス全域で食べる、いや、作られる≪ヴェルミセル≫を
積み重ねると・・・マッターホルンと背比べできるかもね~☆
20211005-014.jpg


※1 子どもたちの間では、≪甘いスパゲッティ≫と呼んでいる子も
   いるそうだ。
  
※2 評価に携わった料理の専門家たち
Bern/ベルン近郊の受賞歴のあるパティシエ
Kerns/ケルンス(OW)のベーカーリーとペストリーの世界チャンピオン
Grand Resort Bad Ragaz(SG)のパティシエシェフ
料理本の著者でもあるBiel/ビールのトップシェフ
Zürich/チューリッヒのグルメ・ジャーナリスト



swissflag.gif   swissflag.gif   swissflag.gif 

最後まで読んでくださってどうもありがとうございます。
ほんの少しでも・・・あなたのこころにスイスが近くに感じられたら.....
応援クリックを2箇所していただけたらとてもうれしいです。 001.gif001.gif
PVアクセスランキング 
にほんブログ村


FC2 ブログランキング

このエントリーをはてなブックマークに追加
smile_suisseflag.gif inoreader_3



                                    

0Comments

There are no comments yet.