古都めぐりの最後のご縁!- 京都

日本の旅のクライマックス・・・
最後の章となる、ねねの道での感動!
そして、先斗町では・・・
≪ スイス人親子と巡る🍁日本の秋旅 2019.11 ≫ 最終日 - 京都
着物姿が映える古都の世界へ
≪高台寺天満宮≫から≪台所坂≫を下り
石畳の美しい≪ねねの道≫を歩く。


≪ねねの道≫を歩いていると
前を歩いていた着物姿の女性が姿を消す。
ふと覗いてみると、なんとも風情のある場所。
≪三面大黒天(圓徳院)≫
私も着物で彼女たちのように、ここでくつろいでみたいと
そう、思わせる場所♬
門の前には≪大国天≫の触れ仏
≪ねねの道≫をはさんで反対側にも
≪月真院≫の前に≪布袋≫の触れ仏
東山にはご利益があるという、
≪東山路傍の触れ仏≫が点々とあるそうだ。
触るとご利益があるというので、
義父には幸せを運んでくれるからと・・・
≪布袋様≫を触って✋触って✋触って✋・・・

≪岡林院(こうりんいん)≫に通じる道は
かなりいい感じ♬
遠くからみただけだが、≪岡林院≫の前にも
≪触れ仏≫の≪3体のお地蔵様≫が飾ってある。
≪維新の道≫から≪ねねの道≫を歩き始めたとき、
(かなり前、私が一人で訪れたときに、
本物の舞妓さんに出会ったことがあったので)
「舞妓さんに会えるかもね~」と話していたばかりだったが・・・
≪布袋様≫を触った数分後、
即、ご利益があった!!
舞妓さんの姿が見える!!
(※といっても、ここだけの話、本物の舞妓さんではないけれど、
義父には内緒💦)
ニコニコ顔で近くまで行くと、
他の人たちも舞妓さんたちの写真を撮っていて
義父も仲間入り。
そして、義父との写真も快く引き受けてくれて
義父は少し照れた感じで、無事に撮影完了👍
記念に残る一枚であった!
ありがとう、舞妓さんに扮した美女たち♬

その後、日本の≪触れ仏≫の話題で盛り上がる♬
≪ねねの道≫から≪下河原通≫へ通じる小路を歩く。
料亭などがひっそりと佇み、閑静な雰囲気だ。
カフェを見つけたので、中へ入ってみると・・・
驚いた!
素敵な日本庭園が明るく広がる♬
古くからの庭園を見ながら美味しいケーキをいただく。
これもご利益?と
何でも≪布袋様≫と結び付けて、また盛り上がる♬

≪下河原通≫
≪下河原≫は京の花街の≪祇園甲部≫に属するらしいが、
今、小路を通ったあとだっただけに、
急に賑やかな雰囲気に変わってしまう。
お店一つ一つは個性があり、
古き良き京の町を感じる。

≪四条大橋≫
私のハッピータイム♬
アオサギやセグロセキレイを発見!
アオサギをずっと見ていると・・・
魚をキャッチ直後、私のほうにターンしてくれて
手柄を見せてくれたかのような♬


≪先斗町≫
最後の晩餐となったのは・・・
日本の庶民的な雰囲気を味わいたいということで
お好み焼き屋(鉄板焼き)へ。
といっても目的は焼きそば!
私たちが訪れたときには、姉妹で
テキパキを調理してくれて、義理の息子さんが
手伝っていた。
義父は📷カメラを片手に
調理する姿を熱心に見ていて、撮影♬
焼きそば、美味しい~♬
また京都に来ることがあれば、立ち寄りたいお店になった👍

≪お好み焼き屋さんでのエピソード≫
お勘定を済まし、そろそろお店を出ようかなと
思っていた矢先、
お食事の途中に隣の席にやってきた
20歳前後の学生ふうの4人組から声をかけられた。
しどろもどろながらも精一杯、英語で話しかけてくる♬
簡単な自己紹介をするも、義父の年齢を聞くとやはり驚く。
高齢でのいろんな場所への旅をすることに
やはり、すごい!と。
彼らは東京からやってきたそうだ。
「また、日本に来てくださいね!」と、
英語で話してくれた。
英語で話してくれた。
いやはや、思いがけないところで
心温まる出会い!
先斗町のこのお店は料理が美味しいだけでなく、
日本の優しい若者たちとの触れ合いで
忘れられない思い出のお店となった。
最後に皆で記念撮影♬
みんな素敵な笑顔で、公開できないのが
とても残念であるが・・・・
(今はクリスマスタイムなので、🎅さんとサングラスの
妙な組み合わせで失礼💦)

義父は日本っていいなと、
日本人ってフレンドリーだなと、
ますます感動しまくり・・・
お腹いっぱい、幸せいっぱいのあと、
もう一度、四条大橋から京都の最後の風景を見る。
日が暮れ、二人は京阪三条から関空行きのバスに乗る。
私は別のフライトでスイスへ戻るので、バス停でお別れとなった。
バスの運転手さんもとても優しく、
どこまで行くのかと聞いてくれたり、
きちんと、目的地に到着したら
二人に教えてくれると申し出てくれた。
私の任務は京都で完了。
大阪へ戻る京阪電車での中で
もう、うれしい旅の様子が走馬灯のように
私の頭の中をかけめぐる♬
関空に到着した彼らはホテルに着くや否や、
スカイビューへ。
肌寒い中、
飛行機の離発着を見て楽しんだそうだ。
そして、この美しい夜景を見ながら、
義父は夫に≪私に感謝している≫と
つぶやいたそうだ。

そして、スイスへ戻ってからは、
会う人、会う人、日本の親善大使以上に
今もなお、日本の旅の感動と素晴らしい国だと自慢げに
話をしている。
義父の80歳のために作った旅のアルバムを持ち歩き、
美容院に行くときも持参し、美容師さんに写真を見せて
旅の話をしていたそうだ。
今思えば、翌年、コロナウィルスが発生し、
まさしく≪すべてはタイミング≫
義父にとって、最初で最後の人生にとって
一番楽しい旅だったという。
私にとっては、
義父の心に残る大きなお誕生日プレゼントができて
本当に満足である。
良いお天気に恵まれ、
出会った人たちの優しさ、親切、
本当にたくさんのご縁に感謝した旅でもあった。
思い出すたびに・・・
素晴らしい旅ができたことに幸せをかみしめる。
≪最後に・・・≫
長く、日本の旅についてのブログ記事が続きましたが、
毎回、読んでくださった読者の方、どうもありがとうございました。
次回からはスイスの話題に戻る予定です。







