マッターホルンの文字が記されたスイス紙幣!

お年賀のマッターホルンつながりで・・・
山頂に旗のようにたなびく雲 ≪山旗雲≫。
なぜこのような現象が起こるのかは、
昔からの謎ではある。
今日、さまざな理論があるが、
マッターホルンなどの著名な山頂の≪風下≫で
発生するそうだ。
2016年4月12日に発行された、
50フラン紙幣のデザインのテーマは≪スイス≫、
そして主な要素は≪風≫。
≪風はいつも吹いている。
いろんな地域をつなぐ圧力差のバランスであり、
それはまた私たちから発する息である。
タンポポの種が空気中に吹き飛ばされるように、
風が私たちにパワーを与えてくれる。≫
≪春の風:5月≫
緑の草が揺れ動き、遠くから見ると
まるで緑の海!
本当に白い波のような光景を作っていた(写真中央)。

※バーゼル郊外にて
≪夏の風:8月≫
タンポポの綿毛は白い天使のように飛ぶ。

≪秋の風:10月≫
アーレ川の上でパラグライダーのために
良い風を吹かせてくれる。

※インターラーケン、Harder Kulm/ハーダー・クルムより
≪冬の風:2月≫
瞬時に方向を変えながら
魔法にかかったように、水を躍らせる。

※バーゼル、ライン川の遊歩道にて
風の強い日に空を見上げると・・・
主人公の雲たちは、お互いに競争しているかのように
空を泳ぐ。
≪引き続き、50フラン紙幣について≫
当時、新50フラン紙幣の紹介ビデオも登場した。
テーマが≪スイス≫であることから、
アルプスのある山頂、
スイスの地図も隠れている。
特に、私が興味を覚えたのは・・・
<※2赤く囲ってある部分>

肉眼では読めないので、このルーペが助けてくれた。

標高4,000m以上の山頂の名前が
Aletschhorn/アレッチホルンから始まる
ABC順に記されてある。
≪アレッチホルン(写真中央)≫

※Eggishorn/エッギスホルン(アレッチ氷河トレイル)より(7月)
とはいえ、
すべてを読み取るにはなかなか容易ではなかったが、
調べてみると、41のアルプス山の名前が見つかった。
けっこう面白かった♬
Matterhornは標高4,478mなので、
紙幣に記されている中では9番目に高い山であるが、
ABC順だと24番目に名を連ねる。
グラウビュンデン州で唯一の4.000m以上の山
≪Piz Bernina/ピッツ・ベルニナ 4,049m≫
スイスとイタリアとの国境に位置する山であるが、
山頂はスイス側にある。

※Diavolezza/ディアヴォレッツァより(10月)
📌ベルナーオーバーラント地方の三名山の中で
人気のアイガーは残念ながら33m足りないため💦、
リストアップされてない。
Eiger 3,967m, Mönch 4,107m, Jungfrau 4,158m(左より)

※シルトホルンへの中間駅、Brig/ビルクより
「お金で遊んじゃいけませんよ!」というのは
スイス紙幣においては古い話で、
遊べる紙幣である♬
50スイスフラン紙幣には限らないが
紙幣を少し傾むけると、黄金の光が動く。
太陽にかざすと・・・?
よーく見ると・・・
このように、小さい文字のアルファベットが見つかる。
A~Eまで記載があり、
かもしれないが、細かくわかりやすく説明あり。
Dと赤枠の間(当記事6枚目の写真)に裏面から
LEDライトをかざすと・・・
まるでダイヤモンドの輝きのようにスイス十字が浮かび上がる。
実に面白い!
≪アルプスの山の数≫は公表されてないが、≪41≫
紙幣の表に≪50≫の文字はいくつあるか?
≪スイス地図≫はどこに映し出されるのか?
≪スイスの国旗≫はどこに?等々。
いろんな問題もできそうだ!
📌手元に50フラン紙幣がない方は、アプリで
アニメーションで一部が見ることができる👍

スイス紙幣のセキュリティ機能を細かく説明してあるというのは
やはり、100%偽造不可という自信作なのだろうなぁ~☆


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