ピラトゥス山での重要な任務!- スイス空軍

この写真より山の名前を当てることができる人はスイス通!!
📸山の北斜面:Hergiswald/ヘルギスヴァルト≪map≫からの眺め⇧
そして、こちらは
📸Eigenthalerhof/アイゲンタラーホフ≪map≫からの眺め↓。

マッターホルンはスイス側とイタリア側から見ると
全く違う山のイメージだ!
それと同じように、見る場所が違うと、
全く違う山のイメージだ!
それと同じように、見る場所が違うと、
まるで違った山のように感じる。
それでは、先の2枚と同じ山だが、
こちらの写真ではどうでしょう?
スイスに旅をした人はほとんどわかるのでは!?
📸ルツェルン、Kapellbrücke/カペル橋≪map≫の近くから。

📍正解はPilatus/ピラトゥス!!
📌ピラトゥスは複数の山頂、山脈から構成されている、
いわゆる≪山塊≫である。
最高峰は、Tomlishorn/トムリスホルン(2,128 m)。
北斜面からだとよく確認ができるが、
2枚目の写真では写真中央付近の三角錐の形状の山頂が
2枚目の写真では写真中央付近の三角錐の形状の山頂が
トムリスホルンである。
★一昨日のスイスニュースの情報では、
延期されていた世界経済フォーラム(WEF)2022が
5月22日~5月26日までDavos/ダヴォスで
開催されることが決定されたそうだ!
そこで、WEF期間中
特にピラトゥス山では重要な任務が課せられる。
約180km離れた、しかも山頂で何をするのか??

ピラトゥスを訪れた人であれば、中にはきっと、
このレーダーに気が付いた人がいるはず!
このレーダーに気が付いた人がいるはず!
≪以後、夏の風景より≫

≪レーダーの位置情報(赤い〇印)≫
ウェブカムがあるEsel/エーゼルの山頂から見下ろしたとき(写真上)
ピラトゥス・クルムから見上げたとき(写真中央)
そして、トムリスホルンからピラトゥス・クルムの方角を見たとき(写真下)


実は、私もそのうちの一人。
一体、何なんだろう?と疑問を抱き
スイス人の夫に聞いてもわからず・・・💦
そこで調べてみると・・・
📌≪ FLORAKO ≫と呼ばれる、
強力な空域監視用のスイスのレーダーシステムだそうだ。
※Florida Radarersatz Radarluftlagesystem Kommunikationssystemの略
※Florida Radarersatz Radarluftlagesystem Kommunikationssystemの略
民間および軍用の航空機とヘリコプターを識別し、
空軍の運用を管理するために使用されている。
疑わしい航空機が発見された場合、すぐさま機
オペレーション室からスイス空軍の軍用機が出動要請され、
当該機をはさんで警告➡そして強制着陸させる。
ある映画の1シーンでも
たまに見られるような同じシュミレーションだ。

その軍用機は≪F/A-18 Hornet/ホーネット≫。

2014年、スイス空軍100周年記念のイベント
≪Air 14 Payerne/ペイエルン≫の航空ショーでは
見事なパフォーマンスを見せてくれた!
見事なパフォーマンスを見せてくれた!

🎦私が訪れた同じ日の≪F/A-18 ホーネット≫の映像。
他にもいろんな軍用機のパフォーマンスを見れて、
非常に良い経験であった。
そして、ものすごい数の航空ファンが詰めかけて、
あらためて、スイス空軍の人気を確信したわけであるが、
来たる5月のWEF開催期間中、
スイス空軍の支援サービスということでの位置づけではあるが、
この≪F/A-18 Hornet/ホーネット≫の出動要請がないことを祈る。
≪補足:山の名前≫


≪こぼれ話:毎年、話題になっている恐怖音≫
パイエルンの空軍基地パイエルンはフリブール州に位置するため、
F/A-18ホーネットの訓練飛行中、
「≪音の壁≫」を破った」ときに出る音が
爆発音みたいに聞こえてくることがある。
その音は、住民や動物たちを怖がらせている。
※超音速飛行をしているときに発生しやすいみたいで、
機体の後部に丸い形状の雲のようなミストが発生するとのこと。





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