魔法と天使の羽 - コウノトリ観察(2)
コウノトリはそろそろ冬の宿舎を求めて南のほうへ飛んで行くのかなぁとふと思った。
言うまでもなく、コウノトリは最も有名な長距離飛行の渡り鳥の一つ。
すでに触れたとおり、暖かい上昇気流を利用して飛行するため、
すべてのコウノトリは陸上での飛行を選び、海上での長距離飛行を避けるそうだ。
冬の宿舎に関しては、一部では、西ルートでジブラルタル海峡で地中海を横切り、
サヘルゾーンで越冬するという情報があるが・・・
📝"スイスのコウノトリを救うプロジェクト「コウノトリの渡り」を解明する調査結果では、
西アフリカではなくイベリア半島(スペイン)南部で越冬するコウノトリが、ますます増えているそうだ。
近年、スイスのみならず西・中央ヨーロッパのコウノトリの数は増加の傾向。
その原因の一つとして、移動経路の短縮もおそらく部分的な原因であろうという報告。
原因についてはさらに調査中であるということ。
摂食に関していえば、イベリア半島では、水田や埋め立て地のゴミ捨て場で
餌を見つけやすい利点があるという。"
ただし、スイスで越冬するコウノトリもいる。
例としては、3年前、12羽のコウノトリたちは越冬の場所に
例としては、3年前、12羽のコウノトリたちは越冬の場所に
バーゼルの公園を選んだことがあった。
私個人のコウノトリに関するハッピーな思い出♬は・・・
数年前の9月末、自宅前でお隣りの新築工事のためのクレーンの上に
コウノトリのカップルを発見!
翌朝、7時前にもクレーンの上に止まっていたので、
クレーンの上で一泊したのかと驚いた!
7時過ぎには飛び去って行ったが、
同じ日の午後、さらに驚いたことに、我が家の庭に・・・
コウノトリの置き土産ともいえる『幸せの羽』が落ちていた。
≪魔法の羽≫ 約29cm
羽の名前は私が勝手につけたものだが、この黒い羽毛は非常に綺麗で
羽毛に微力を加えて開いてみるが、上から羽毛を撫でるようにすると
ピタッと原状回復して写真のように元の姿に戻る。
ファスナーみたいな感覚で閉じる。
≪まるでSF映画に出てくるような、傷口に手を優しくあてると傷が消える!≫
📝USAのある大学の機関では、"魔法"のジッピング・メカニズムとして
新しい接着剤や航空宇宙材料のモデルを提供する可能性があるということで、
鳥の羽毛の特性を詳しく研究しているそうだ。
≪天使の羽≫ 約18cm
偶然だが、二つだけ落ちていた。
並べてみると、天使の羽に見えるなぁって。
私の宝物になった💗
いったい、どこの部分の羽毛なのかなぁ。。。
来年の春まで、畑で彼らの姿が見られないのは残念だが、
また来年の楽しみにとっておこう。
(そこで、ちょっとお遊びふうに・・・
もし、コウノトリとジャンケンをすると想像してみよう!










