スイス鉄道も日本からの「カイゼン」哲学!

スイス鉄道175周年記念イベントの一つ、
Olten/オルテンにある、
スイス最大のスイス鉄道の車両基地を訪れた(2022.5月)!
📌ちなみに、オルテン駅は重要なハブ駅であり、
列車の数を比較すると、チューリッヒ中央駅に次いで2番目となる。
スイス最大ということもあり、敷地もかなり広い!
列車のメンテナンスや部品加工等々、
SBBの縁の下の力持ち的な、重要な現場である。


さらに、ものすごい数の部品がきちんと整理整頓されていて
明るくて清潔なイメージで働きやすい環境に思える。👍




最後に、
日本の文字『改善』が目に留まる!
日本の製造業で生まれた
工場の作業者が中心となって行う活動・戦略、
いわゆる≪KAIZEN/カイゼン≫を
スイス鉄道も取り入れていることを、今回、初めて知った!

日本語の勉強みたいに、漢字の意味も書かれてある。
「改」=「変化」
「善」=「良い方向へ」
≪より良いものに変える≫

📌「カイゼン」という言葉が海外でも周知されたのは、
🚘🗾トヨタがきっかけだと言われているが・・・
こちらもよーく見てみると、
トヨタ式「カイゼン」、「トヨタ生産方式」の
≪5S≫ ≪7つの無駄≫をお手本にしているようだ👍

トレーナーの呼び名は≪「カイゼン」コーチ≫になっている☺」
≪5S≫
ローマ字表記だけど、日本語👍👍👍👍👍
1. Seiri
2. Seiton
3. Seiso
4. Seiketsu
5. Shitsuke


これらの基本のコンセプトは
私たちの日常生活にも通じるものがあるよね!?
最後に、
私の暑~い体験談!
トゥーンからバーゼルSBB駅まで乗車した際、
オルテンの数km手前で、列車がストップ!
多忙の夕方の時間帯だったので、
ICの列車に3車両(10~12)が追加されていた。
※通常、IC61は、下図の一番上の車両配列
満席になったので、
発車後すぐに車両を移ろうと試みるも
ご覧のとおり、10番目の車両で通行できず。
乗車したときから通常よりエアコンが低めと
感じていたが、電気系統の不具合なのか??
ついに、エアコンが完全にストップ💦
どのくらいの時間かわからないが、少なくとも
45分くらいは経過していたかもしれない。
最後には暑さに慣れている私でさえも
ジワジワと汗が・・・。
真夏日のサウナ列車の感覚💦
何度もアナウンスが流れるが
その中で、水分補給をするようにと
「水を飲んでください。」との内容。
すると、20代と思われる女性が、大きな声で、
「水を持ってない人はどうぞ!」と、
水が入った大きなボトルを見せながら呼び掛けていた。
笑顔で♬
オファ―を受け入れた人もいた👍
列車は気を持たせながら、
少し走り出してはストップの繰り返し💨💦💨💦
しかし、私の車両では苛立つ人もいなく、
特に私の席の周りでは笑顔での会話がはずんでいた。
特に私の席の周りでは笑顔での会話がはずんでいた。
数人の女性はトイレで薄着に着替えたり、
ワイドパンツの人はロールアップしていた。
隣の女性は膝下のスカートを膝上まであげたり。
隣の女性は膝下のスカートを膝上まであげたり。
でも、周りは顔は穏やかで、救われた。
やっとオルテン駅に到着!
到着後すぐに、まるで悪天候時のフライト後に
無事に空港へ到着したときのような・・・拍手喝采👏👏が沸き上がる。
オルテン駅のホームに出ると、
すでに気温は下がり、涼しい風が吹いていた👍
オルテン駅では他の列車へ全員移動となった。
そして、列車はオルテンの車両基地へ向かったはず💨💨
電気系統!?の「継続的なカイゼン」をお願いしたいところである。
結果、自宅には予定より約1時間30分遅れての帰宅💦
📌翌日と翌々日の同じ時刻の列車の配列を見てみると、
6/21には1&2両目の1等車両に乗った人は
レストランへは行けない配列になっていた💦
そして、6/22では
どの車両にもエスケープできる!☺

≪乗車予定の列車の配列:一例≫
SBB timetableを開き、予定の列車を開き
スマホでは≪Show train information≫をタップすると
上記のような列車の配列を見ることができます。

※当日限り、確認が可能。
予定時刻より確認が早すぎると列車や配列が変更になっている場合あり。