エーデルワイスの伝説!- エッシネンゼー


Oeschinensee/エッシネンゼー(Kandersteg/カンデルシュテーク)の
北部をハイキングしている途中、霧が立ち込めてきたとき・・・
🐏ヒツジたちの群れと出会わなかったら・・・
素通りしていたに違いない!

通常であれば、立ち止まることはない場所だが、
愉快なヒツジたちが小川を横切る様子を見ていた♪
そのとき・・・
この大きな岩の中で白く輝く花!
エーデルワイスを見つけた♬


私でも岩を上ると写真は撮れるとは思ったが・・・
霧の動きがよくつかめないので、即、夫が代わりに↑💨



そこで、夫の後ろ姿を見て思い出したのが、
📚エーデルワイスの伝説!!

≪勇気と強さそして愛の象徴≫
花が自生している地域に挑戦する勇気のある人は
誰でも、強く、勇気があり、勇敢でなければならなかった。
これは、標高だけでなく、植物が特に危険な場所である
岩の割れ目や斜面にも起因する。
エーデルワイスの花を集めた人たちは(とりわけ、腹痛などの医療目的で)、
彼らの強さと勇気を示した。
過去に、最愛の人のためにエーデルワイスを持ち帰った男性は、
彼女のために危険を冒した。
それは本物の愛と他の人のためにたくさんの犠牲を払うことを
いとわないことの証であると。
≪叶わぬ恋からの涙≫
「氷の乙女がが狩人に恋をしたが叶わぬ恋であったため
彼女の熱い涙は山の斜面を濡らし、
氷河のクレパスに飛び込んだという、
彼女の涙が落ちたところ、岩だらけの場所に
エーデルワイスの花が育った。」
絶望的な愛とより否定的なメモの意味で、
神話によれば、
≪エーデルワイスの花を摘む人は皆山で死ぬでしょう。≫
≪貧欲にエーデルワイスに手を伸ばす人は致命的な深みに落下する。≫
命を危険にさらしながらの男らしさ、勇敢さといった
ロマンチックなイメージから
死の危険、勇気、忠誠心に愛情が組み合わさって、
自然を大切にするという精神的なイメージが
人気の登山と関連付けられた。
≪空から降ってきた星≫
エーデルワイスは≪空から降ってきた星である≫
とも言われている。
「ある登山家が地上に降りてきた天使に一目ぼれするが、
叶わぬ恋であった。
天使はエーデルワイスの花を残して天に戻っていった。」

📌1878年、オプヴァルデン州では、
根を含めてエーデルワイスを掘り起こすことを禁じた。
これは、史上初の環境保護法の1つと言われている。
※今日、スイス全域でエーデルワイスは見るだけの
名前のごとく、高貴な白い花である。
≪民俗的および社会的そして愛国的な象徴≫
エーデルワイスの刺繡は1890年から、
特にメンズのコスチュームでのみ流行した。

エーデルワイスの花の模様がついたシャツ・・・
アッペンツェル地方の民族衣装の他にも農夫が着用するシャツ。
スイスの相撲「シュヴィンゲン」の試合でも
このエーデルワイスのシャツを着ている人が多い。
📌エーデルワイスはいろんな伝説によって
四葉のクローバーと同じように
"Glückbringer(幸運のお守り)"として、
縁起の良い花とされるらしい。
夏、山や麓の村を訪問すると、
エーデルワイスの花をよく見かける。
エーデルワイスの花をよく見かける。
もちろん、野生ではないが💦
リギ、ミューレン、アッペンツェル地方

そして、種も。
※グリンデルワルトのお土産店にて。

ツェルマットではエーデルワイスを見つけたいと思っていたが、
エッシネンゼーでは、本当に🐏ヒツジたちに感謝♬
ヒツジたちのエピソードは別の機会に。