噴水の都!- ベルン旧市街

≪噴水の街≫と称されるベルン市では、
100以上の噴水の中でも、
旧市街の16世紀から続く11か所の噴水は
見る価値あり!
暑い日でも噴水から、美味しい冷たい水が飲める👍
中世では、井戸の周りに人々が集まって重要な情報を交換したり、
ゴシップを交わす社交の場と見なされていたそうだ。
※言葉のみであれば、日本の≪井戸端会議≫はよく合っている気がするが、
(日本での解釈は女性を皮肉った意味であるから一致しないけど💦)
私自身が見て面白い!と感じた噴水を
いくつか挙げてみると・・・
時計塔近くにドーンと目立つ、
1)Zähringerbrunnen/ツェーリンガー噴水≪map≫
1)Zähringerbrunnen/ツェーリンガー噴水≪map≫

ベルン市の創設者である、
記念しての噴水だそうだが・・・
ヘルメットの中をよーく見てみると、
ベルトルト5世ではなく🐻クマの騎手が立っている。

※ベルン市の名前の由来も一説によると、
ツェーリンゲンがベルン市で最初に射止めた動物が
🐻クマだという話である。
📌ベルトハルト5世の彫像は別の場所に。
勇ましい姿で立っている!
※🐻クマと一緒に。
≪Zähringerdenkmal/ツェーリンガー記念碑 ≫ map

2)Kindlifresserbrunnen/キントリフレッサー噴水≪map≫


「ユーモラスなカーニバルの像であり、子供にとって恐ろしい像」
または「古代の神サターンまたはクロノスの表現」として解釈されている。
本当の背景は、今日でもなお不明瞭だと言われている。
本当の背景は、今日でもなお不明瞭だと言われている。
見た目は恐ろしいが、
「いい子にしてないと食べられちゃうよぉ~。」という感じなのかな~。
子どもへの教訓!?
※バーゼルのセミクラウス(サンタクロース)も
似たような背景があって、
コカ・コーラが作り上げた🎅サンタさんのイメージではなく、
悪い子は袋に入れられてドイツの黒い森へ連れて行かれるという
悪い子は袋に入れられてドイツの黒い森へ連れて行かれるという
怖いイメージの伝説がある。
下部に目をやると、🐻クマのいろんな表情があり面白い!

3)Mosesbrunnen/モーセの噴水≪map≫
ベルン大聖堂を見上げているモーセ!
私のお気に入りのひとつ♪

モーセが十戒が書かれた石の板を手にし、
二戒を指さしている。
偶像崇拝の禁止を主張しているのかな??
(🐻クマを崇拝しないように!?
)



中世に作られた噴水には、
当時のブルジョアジーの繁栄の象徴となっているものもある。
当時の一般的な社会的価値観が、さまざまな噴水の人物によって
表現されているものがあり、
その一つとして、
この≪モーセの噴水≫は【知恵】
⛲他の噴水については➡次回へつづく
【後記】
≪噴水の街≫と称されるが、
噴水とクマの数はどちらが多いのだろう??
噴水のみならず、≪🐻クマの街≫とも呼びたいくらい
街中にクマの絵や銅像など、たくさん見つかる。