小さなコバルトブルーの湖の秘密!
風の色は何色だろう?と、この地を訪れるまで考えたことがなかった。
初めて訪れた山の中の小さな湖、
ニトヴァルデン準州に位置するBannalpsee/バンアルプゼー。
静かでものすごく澄んでいるコバルトブルーの湖だ。
人影も少ない。
むしろ、牛やヤギのほうが多い。
湖畔を歩きながら、湖の中をのぞきこむと
呪文がとけたかのように、風が止む。
時が止まったかのように、花が囁く。
・・・「今から鏡のショーが始まるよ。
静かに湖の中を見つめてごらん。」と。
湖畔に近づき、小さな歩幅で歩く。
そしてカメラのレンズには、鏡の湖が映し出される。
少しずつ、カラーパレットのように色が動く。
青い湖を見守る緑の山が囁く。
・・・「もうすぐ鏡のショーは終わりになるよ。」と。
そして、湖へとつながる小川の流れのように静かに時が流れていった。
肌に感じた風は空色の風だった。
その空色の風はコバルトブルーの鏡の世界にモザイクをかけた。
📌旅メモ







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