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神話という意味を持つゲーテが見た山

       
          
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ゲーテが見たのはこのことか!?と、とっさに思い出した風景がある。


ドイツの文豪ゲーテが何度もスイス旅行をしたのは有名な話だが、
📝初めて訪れたときには、1775年の5月14日~7月22日まで滞在していた。

📕ゲーテの自叙伝『詩と真実』の中で、
Schwyz/シュヴィーツを訪れたとき、
7月17日の朝、宿泊したホテルの窓から見えたミューテンの山のことについて触れている。

『いびつな自然のピラミッドに雲が次々と浮かび上がっていた。』

ミューテン山はピラミッド状の山で大小の山が仲良く連なっている。
二つ合わせてMythen/ミューテンと呼ぶことが多いが、
一つの山と見れば、確かに形がいびつである。

大きいほうがGrosser Mythen/グローサー・ミューテン
小さいほうがKlener Mythen/クライナー・ミューテン


私がStoos/シュトゥースを訪れたとき、このゲーテの言葉を思い出す。

彼が書いたように、大きなミューテンの口から次から次へと雲が出ているように見えた!


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ゲーテの友人であるシラーはこの旅には同行していなかったが、
あの有名な『Wilhelm Tell/ヴィルヘルム・テル(和名:ウィリアム・テル)』第一幕の最初の中で、
このミューテン山が登場し、壮大なイメージを作り上げた。


しばらく、レストランでビールを飲みながら、シラーが描いた1シーンのイメージを膨らませる。
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📝Mythenは『神話』という意味を持つ。

シュヴィーツの地元の山になるわけだが、"神話"という響きは過去の歴史を
彷彿する。

今日のスイス連邦を築いた主要な州がここシュヴィーツ州である。
≪シュヴィーツの州旗≫
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≪今日のスイス国旗≫
20200919-07.png

≪スイスの初期の国旗≫
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これは、ルツェルン年代記によると、1477年のナンシーの戦いで使われたシュヴィーツの旗であるということだ。


スイスの連邦議事堂には、このミューテン山が描かれたフレスコ画が掲げられている。
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スイスの国の歴史をずっと見てきた山といってもいいだろう。
"神話"・・・やはり響きがいい!

📌旅メモ
ゲーテが宿泊したシュヴィーツのホテル:„Wysses Rössli“ 
※冒頭の写真はホテルの窓から見えるであろう、今日のミューテン山のイメージ。
Mythen/ミューテン山の表記について
ゲーテの自叙伝:Hocken、 シラーの作品:Haken


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#Switzerland  #Schwyz

SZ-1
20160909



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